今年も見事な花を咲かせた大字木津宝蔵寺の枝垂れ桜。
樹齢が430年と言われており、樹も空洞となり先端部分も枯れて年齢を感じられます。
長い間地元の方々を見守り続けてきた、この桜。
実は約400年前に豊臣秀吉公のお目にかかった事がわかりました。
4月3日のNHKBSプレミアムの番組「秀吉が愛した桜 醍醐の花見物語」で取り上げ
られました。
慶長三年(一五九八)に秀吉は京都の醍醐寺で盛大な花見の宴を行いました。
そのとき、近畿各地から蕾をつけた桜を700本取り寄せ、植樹し、豪華絢爛に花見を
催したと記録に残っています。
その中に宝蔵寺の枝垂れ桜に関係のある桜が発見されたのです。
住友林業が近畿各地の古木しだれ桜22本のDNA鑑定を行った結果、醍醐寺の枝
垂れ桜のDNAと宝蔵寺の枝垂れ桜とが遺伝的に近い関係があることが判明したので
す。
桃山時代の豪華絢爛な文化に、大字木津の宝蔵寺枝垂れ桜が関わっていたことが
判り、大変ロマンあふれる話です。
来年も立派な花が咲きますよう、皆様大切にしていきましょう。