8月27日「☆サロンだよ全員集合」に参加してきました

こんにちは!地域おこし協力隊の大谷です!

8月27日に開催された「☆サロンだよ全員集合」に、私と協力隊の小林で参加してきました。
東吉野村では、月に一回、各地区(大字)で高齢者を対象に「いきいきふれあいサロン」というサロンを開催しています(主に体操や脳トレなどを行ってます)
以前、大豆生(まめお)のサロンに参加したのですが、元気なおじいちゃん、おばあちゃんとふれあい、とても楽しかったことを覚えています。
そんなサロンを合同で開催したのが、今回の「☆サロンだよ全員集合」です。
私と小林は、8月26日(開催日の前日)の準備もお手伝いしたのですが、役場の職員さんと一緒に、体育館を掃除したり、床にシートを敷いたり、櫓(やぐら)を組んだりと、汗だくになりました。

8月27日(開催日当日)は、約130人の参加者が集まりました。
開会式では、地域おこし協力隊の自己紹介をさせていただいたのですが、これほど多くの人の前で話すのは初めてだったので、とても緊張しました。

自己紹介のあと「リアル間違い探し」というゲームにも参加。私達が自己紹介の時と少し違う格好をして、参加者の方々に見つけてもらうというゲームです。
私は「小林のかけてる眼鏡を借りて自分の顔にかける」という間違いをしたのですが、レンズの度が強くて、ゲーム中は終始フラフラしてました(笑)
そして、午前中のクライマックスは、地区対抗の輪投げ大会です!協力隊は、採点係を担当しました。
「輪投げ?簡単な遊びじゃない」と思われる方もいるかもしれませんね。しかし、輪投げを侮るななかれ!開催日の前日、私もやってみたのですが、かなり難しい!!投げても投げても、輪っかは全然入りません。考えてみれば、ボールと違って、輪っかのほうがコントロールが難しいですよね。
しかし、サロンの輪投げ選手の方々は、どんどん輪っかを入れていきます。コントロール抜群です!選手だけでなく、応援団がいる地区もありましたが、鳴り物などで賑やかに応援している姿を見て、とてもイキイキした姿になんだか感動しました。(まさに、いきいきふれあいサロン!)

午後から、協力隊は東吉野テレビの撮影を担当しました。
午後最初のプログラムは、木津サロンの方々による「笑いと踊りを混ぜた演芸」と「健康げらげら音頭」です。演芸は、歌にあわせて踊りやお芝居をしたのですが、歌とお芝居がコミカルな演出で、会場を沸かせていました。

次に登場したのは、伊豆尾サロンの方々による、美空ひばりさんの「真っ赤な太陽」に合わせた創作ダンスです。この創作ダンスを考えたのが、伊豆尾サロンに参加している元民生委員の方。高齢者でも出来るダンスということで、会場の方々も一緒に踊りました。

次のプログラムは、本日のメインイベント「盆踊り」です!
各サロンに参加されている方々に、楽しかった思い出はなんですか?と聞くと、多くの方が「盆踊り」と答えるのだそうです。当時の「盆踊り」は、朝まで踊り明かす娯楽の場であり、若い男女の出会いの場でもあったとのこと。現代の若者にとっての「パーティー」や「フェス」だったのかもしれません。
司会の方が「それでは皆さん、盆踊りを始めまーす!」と言うと、ぞろぞろと列をなして輪になっていきます。参加していく方を見ると、腰を曲げて、歩くのも億劫な感じだったので、最初は少し心配でした。しかし!音楽が流れた瞬間、手を頭の上にピンッと振り上げ、リズムに合わせて踊る光景を見て、そんな心配は吹き飛びました!
一糸乱れぬ、とは言い過ぎかもしれませんが、みなさんの動きがあっていて、見ていると、なんだか優雅な雰囲気すら感じます。(ちなみに、役場の女性職員も浴衣に着替えて踊りに参加していました)

最後のプログラムは、皆さん席に座って「青い山脈」などを合唱しました。
合同サロンは今年初めての試みでしたが、特に怪我や事故などなく無事に終えることができました。
私が参加して感じたこと、それは「東吉野のおじいちゃん、おばあちゃんは、やっぱり元気だ!」ということです。
参加者の方々が帰られた後、私は大汗をかきながら後片づけをしたのですが「片づけで疲れるようでは、いかんな!」と思いながら、自分に鞭を打って、せっせと動いていたのでした。

記事:地域おこし協力隊 大谷彩貴