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クマ(ツキノワグマ)の出没に注意してください

2025年6月9日

最近、村内でクマの目撃情報が増加しています。
また、近隣の自治体でも目撃情報が多くなっています。
クマを目撃された方は、すぐに役場地域振興課までご連絡ください。
○最近の出没状況
・5月31日(土)午後1時30分頃 大字木津 国道166号線 宝蔵寺より鷲家側200m付近
・6月4日(水)午後4時10分頃 大字小 県道大又小川線蟻通橋付近(本宮)
・6月4日(水)午後5時43分頃 大字三尾 県道大又小川線 小・三尾の境界から三尾側約400m付近
・6月5日(木)午前7時30分頃 大字中黒ナベタニ付近の山中

クマの生態を知り、次の事に注意してください。(以下奈良県HPより)
○クマはこんな動物(「豊かな森の生活者 クマと共存するために」より抜粋)
・クマは基本的には人を避ける動物です。しかし、突発的に出会うと自分を守るための攻撃を招き、危険な場合があります。
このため、クマのことをよく知ることが重要です。
・クマは季節や年によって食べ物を柔軟に変化させます。クマの餌場となる場所にはできるだけ近づかない、また近づく必要がある場合は十分に注意してください。
・また、子グマがいる場所の近くには必ず母グマがいます。母グマは子グマを守るために特に攻撃的になりやすいです。
子グマを目撃した際は速やかにその場から離れてください。

○クマと出会わないために(「豊かな森の生活者 クマと共存するために」より抜粋)
・食物等の匂いでクマを誘引しない
・自分の存在を知らせる
→クマ鈴やラジオなど、音の出るものを携帯する。
→見通しの悪い場所や、沢沿いなどの音が聞き取りにくいところでは、声を出したり手を叩いたりして存在を知らせる。
・目撃、出没情報のあったところには近づかない
・クマの新しい痕跡(糞、食痕、爪痕など)があった際には十分気を付ける
・クマの生態や行動についてよく知る
→各季節のクマの食べ物や生態を知ることで、遭遇を避ける。

○クマに出会ってしまったら(「豊かな森の生活者 クマと共存するために」より抜粋)
・距離が離れていた場合(クマがこちらに気付いていない)
→ゆっくりと静かに立ち去る
・比較的距離が近い場合(50m程度)
→両腕を振りこちらの存在をクマに知らせ、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退する。森林内であれば万が一の突進に備えてクマとの間に障害物がくるようにする。
・距離が近い場合(20m程度)
→クマがパニックになり突発的な攻撃をする可能性があるため、刺激しないことが大切です。走ったり大声を出したりせず、クマから目を離さずにゆっくりと静かに後退する。
・クマが突進してきたら(威嚇突進)
→威嚇突進の場合は、途中で止まり後退することが多い。落ち着いてクマとの間に障害物がくるようにゆっくりと後退する。
・クマが突進してきたら(本当の攻撃)
→クマスプレーを目や鼻にめがけて噴射する。クマスプレーがない場合は、防御姿勢(両腕で顔や頭をガード)をとる。
以下に参考資料を掲載いたします。人身被害を防止し、自身の身を守るために御確認よろしくお願いします。

環境省作成パンフレット「豊かな森の生活者 クマと共存するために」
docs5-kuma.pdf
クマ類に遭遇した際にとるべき行動(環境省)
chpt3.pdf

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